センタは壊れるまで誰も気に留めない部品で、壊れると 1 直分の損失になります。交換するとき、先端はたいていまだ使えそうに見えます。逝っているのはベアリングです。

クーラントです。シールを越えて入り込みグリースと混ざると、ベアリングの油膜が失われます。まず振れが出て、次に音が出て、やがて焼き付くか、負荷がかかると振れ回るようになります。その段階でも先端はほとんど新品に見えることがあります。
多くの現場で先端の材質よりシール仕様のほうが効いてくるのはこのためです。Mongtec のセンタはクーラントと切粉に対して専用のオイルシールを備えており、機種によっては軸に接触しない非接触シールを採用しています。
| シール | そもそも仕様に記載があるか。接触式か非接触式か。 |
|---|---|
| 軸受構成 | Mongtec は3 列軸受構造を採用しています — 2 列ではなく 3 列とし、剛性と寿命を確保します。 |
| 振れ | 回転センタ 最大0.003 mm、デッドセンタ 最大0.002 mm。 |
| 軸の硬度 | HRC 58–62。 |
| 先端 | 超硬HRA 90–91、または焼入鋼。 |
| 荷重と回転数 | モールステーパごとの定格 — 下表を参照。 |
| モールステーパ | 最大荷重 | 最高回転数 |
|---|---|---|
| MT2 | 500 kg | 5,000 rpm |
| MT3 | 500 kg | 5,000 rpm |
| MT4 | 800 kg | 3,800 rpm |
| MT5 | 1,500–2,000 kg | 3,000 rpm |
| MT6 | 2,500–3,500 kg | 2,800 rpm |
回転数の上限近くで使いながら重いワークも載せる — これが寿命を縮める二番目に多いパターンです。
2 段・3 段のテーパ先端があるのは、切削工具の逃げを作るためです。端面を削るときに工具がセンタに当たるなら、それは我慢すべき制約ではなく、選定を誤った形状です。
ナット式なら先端だけ交換できます。研削性の高い材料で先端を消耗させているなら、センタごと交換するよりずっと安い消耗品になります。
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