アキシャルかラジアルか — ライブツールホルダの向きの選び方

ライブツールホルダはすべて、ひとつの問いに答えています — 工具はどちらを向くのか。答えは図面上の加工形状で決まり、そのうえでタレットや隣接ステーションの条件に合わせて調整します。

Mongtec アキシャル(0°)BMT ライブツールホルダ、ER コレットチャック付き

アキシャル(0°)— 端面加工

主軸中心線と平行な穴やねじ、ワーク端面のエンドミル加工、端面への刻印。Y 軸付きの機械なら、中心から外れた端面形状も加工できます。アキシャル(0°)ライブツールホルダを見る。

ラジアル(90°)— 側面加工

横穴、横タップ、二面幅、キー溝、円周溝。ラジアルホルダは工具をタレット面の近くに配置できるため、短いワークや大径チャックとの干渉対策で効いてきます。ラジアル(90°)ライブツールホルダを見る。

基本形のどちらも合わないとき

オフセットアキシャルは出力位置をステーション中心からずらし、チャックや心押台を避けます。引込み型ラジアルは工具をタレット側へ引き寄せ、干渉の厳しい場面に対応します。二方向出力型は 1 ステーションに工具を 2 本装着でき、ステーション数がボトルネックのときに検討する価値があります。角度調整型(ユニバーサル)ホルダは、0° でも 90° でもない加工形状に対応します。

実際に決め手になるもの

  1. ワーク図面上の加工方向 — ここは譲れません。
  2. 干渉:チャック径、ワーク長さ、心押台、隣接ステーション。
  3. タレットの取付方式とカップリング — そもそもお使いの機械にどのホルダがあるか。機種ページでご確認ください。
  4. 加工条件:その工程に必要な回転数とトルク、クーラントの経路。

加工形状と機種をお知らせください — 向きと型番をまとめてご提案します →

よくあるご質問

アキシャルホルダにアタッチメントを付けて横穴加工はできますか?
旋盤のタレットでは、できません。直角方向の加工にはラジアルホルダが正解です。手元にあるものではなく、加工方向で選んでください。
アキシャルとラジアルのホルダは同じ価格ですか?
ラジアル型はギヤ段が 1 段多いため、通常はやや高めです。どちらにするか未定の場合は、両方をお見積りに記載します。
機械に Y 軸があります。選び方は変わりますか?
Y 軸があると各方向で届く範囲が広がります(中心から外れた形状など)が、ホルダの型式を決めるのは引き続き加工方向です。

その他の技術ガイド

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